モバックショー見学に行ってきました。
あまり写真を撮っていないので、気付いたことを羅列しておきます。
①中国人が多い。
春節という旧正月で、中国は長期休暇中。
テレビでも、「秋葉原に中国人が多数来ていて、家電をはじめお金をたくさん落としてくれている」というニュースを見ましたが、
モバックも同様で、非常にたくさんの中国人が来場していました。
メーカーさんともその話題になりましたが、以前は商売にはならなかったが、今年は通訳を通じて本気でビジネスをしにきているとの事。
輸入商社さんは、それぞれの国に代理店があるので全く商売にならないが、国産で特に機械は中国にはない品質で、
とても注目されているようです。
②原料の2極化 こだわりの素材はさらなるこだわりへ
例を挙げれば、カカオバリーのチョコレート ピュルテシリーズ。
カカオ産地の小規模生産者と提携し、育成方法を管理。
完全なトレサビリティーを実現するとともに、科学的研究から発明された発酵方法「Q-フェルマンタシオン」で発酵。
試食させていただきましたが、非常に繊細さを感じる上質な味、口解けでした。
そのように、産地だけでなく生産者まで追ってこだわったり、製造過程をより科学的に追及していったりして、
いろいろな材料が年々進化していくのを感じます。
また、機械を見ても、副素材を自家製する機械が増えてきているように感じました。
アーモンドプードルやプラリネを挽く機械なんかは、何社も出していました。
これからの時代、他店との差別化は絶対条件です。
その要素の一つ、「おいしさ」を差別化していくにはまず「素材のこだわり」ということだと思います。
③省力機械・・・結構高額!!
やはり、これからの大きな問題の一つは「人手不足」
今でもかなりのお店が悩まされている問題だと思います。
そんな中で、省力機械は避けて通れない設備投資になっていくと思います。
価格を聞くと、結構びっくりする金額のものもあります。
それでも、人件費に換算したり、それによってできる付加価値を計算していけば納得できるものも多数あります。
メーカーさんによっては、月々のリース料を分かりやすく掲げているところも。
高額の機械でも 「リース料 月々8万円!」 なんて書いてあると、人一人雇うよりもよっぽどいいということが分かります。
9月には、今年も弊社展示会を行います。
今の時節にあったテーマをもって計画を立てていこうと思います!