中日本氷糖 工場見学
常務の平出です。
昨日、岐阜にある中日本氷糖の工場に訪問させていただきました。
みなさん、氷砂糖のメーカーってどんなイメージですか?
氷砂糖のメーカーは日本にたった7社しかありません。
そのうちのシェア1位が中日本氷糖で5割を占めています。
そして、上位3社で9割を占めているそうです。
ですので、残りの4社は家内工業的な小さな工場で作られています。
ちなみに、残りの4社のうち2社は浜松にあり、弊社でも取扱があります。
氷砂糖には作り方が2種類あります。
ロック式とクリスタル式です。
↑こちらが十六面体の結晶のクリスタル式
↑こちらが一粒一粒形が違うロック式です。
ロック式は昔ながらの製造法で、金属製の容器にグラニュー糖を溶かした糖液を入れ、
室(むろ)と呼ばれる高温の部屋に静置し、13日間かけてゆっくりと結晶を育てて作ります。
3日でできるクリスタル式よりも、ゆっくり溶けるのでそれによるメリットがいろいろあるそうです。
中日本氷糖の工場は大きな工場でありながら、昔ながらの製造法を守り、機械化できる部分は機械化され、
の少ない非常に衛生的で効率的な信頼できる工場でした。
氷砂糖はほとんどが梅酒に使われるそうですが、すっきりした上品な甘さがあり、あんこなどの和菓子や
生クリーム、カスタードクリームを作るのにも非常にいいとされています。
弊社としても、これから氷砂糖についていろいろ勉強して、お客様に提案させていただきます!
中日本氷糖についてはこちら
http://www.nakahyo.co.jp/koujyou.html
2012/07/13 08:05:01 | コメント(60)