『わたしはヴァンドゥーズ』を読みました!
常務の平出です。
まだ発売されたばかりですが『わたしはヴァンドゥーズ~洋菓子店、プロ販売員のための接客と知識』を読みました。
業界誌を読んでいると度々出てくる「全日本ヴァンドゥーズ協会」。
パティシエ・イナムラショウゾウの稲村シェフが提唱してできた団体です。
パティシエは立場が確立しているが、それと同じくらい重要な販売員は軽く見られているとのこと。
私が以前勤めていたお店では、販売員が仕上げの質の低いケーキを製造につき返しているのを見ましたが(笑)、
普通のお店はやはり製造が強いのかもしれません。
この本の著者は、そのイナムラショウゾウさんのシェフ・ヴァンドゥーズで、稲村シェフとずっと一緒に
ヴァンドゥース協会をひっぱってきた岩田知子さんです。
ずっと現場でやってきた経験をもとに、とても具体的な内容になっています。
お菓子の販売もいろいろな技術が必要なのですね。
それも、相手は人間。
人それぞれ、全く違うことを言ってくるお客様と上手に対応するのは簡単なことではありません。
いろいろな経験をして、いろいろな勉強もして初めて一人前になれるということが改めて分かりました。
教科書的な物が必要であれば、ヴァンドゥーズ協会発行の「ヴァンドゥーズルールブック」という本もありますが、
興味のある方はまずこの本を読んでみてはいかがでしょうか?
2012/11/02 08:46:56 | コメント(1)