カルフォルニア農園研修セミナー①
社長の平出です。
先日、正栄食品さんが主催するカルフォルニア農園研修セミナーに参加してきました。
お伝えしたい事がたくさんありますので、少しずつ書いていきます。
カルフォルニアは、農業大国アメリカの中でも農産物販売額がナンバー1。
アメリカにおける農業生産額4,180億ドルのうち、カルフォルニアが470億ドル(11.5%)を占めています。
世界中どこを見てもカルフォルニアほど多くの農産物を算出する地域はありません。
特に果実類、ナッツ類の約50%はカルフォルニアで栽培されています。
カルフォルニア農業の特徴① とにかく広い!
カルフォルニアの農業は、皆さんかなり広い農場を想像されるかと思います。
でも、恐らくその想像よりもさらに広いです!
今回は、農場から農場へ南へ下って行ったのですが、バスで高速道路を1時間走っても、ずっと農場が続いていたりします。
カルフォルニア農業の特徴② この土地には雨がほとんど降らない
この地域には、1月にまとまって降る以外ほとんど雨が降らないそうです。
空気も非常に乾燥しています。
こんな感じで山には木があまり生えていません。
まるで砂漠みたいな感じです。
そして、朝晩はとても濃い霧がでて空気が冷やされます。
なので1日のなかで寒暖の差が非常に激しいのも特徴です。
カルフォルニア農業の特徴③ 計算された科学的な農業
雨が降らないならどうするか。
灌漑設備によって、水が供給されています。
水源は井戸水と雪解け水。
東側には山脈地帯が広がっています。
そこからの雪解け水と地下水を、計算された必要な量の水を必要なタイミングで供給されます。
アメリカの農業はサイエンス。
機械で収穫できるような品種に改良し、効率的に生産できる方法を追求しています。
サイエンスと聞くと気になるのは遺伝子組み換え。
今のところ、我々が扱う商品で遺伝子組み換えが行われているものはないようです。
つづく