2013.05.21社長ブログ
常務の平出です。
先週、東京ビックサイトで行われた「第2回ベーカリー素材EXPO」「第1回洋菓子素材EXPO」へ行ってきました。
昨年のベーカリー素材EXPOから、規模が倍くらいになったそうで、なかなか見ごたえのある面白い展示会でした。
出展メーカーさんも、モバックやファベックスとも違い、今まであまり目立っていなかった素材も見ることができました。
私が興味を持った商品の一つは、チョコレート。
ここ数年、輸入チョコレートが乱立していて結局どれを選んでいいのかわからないくらい溢れています。
ヴァローナを代表とする高級ブランドチョコ。
カレボーなど、日本人好みのベルギーチョコ。
安価でそこそこのクオリティーの不二製油などの国産チョコ。
今まではそこら辺をおさえとけばよかったのですが、最近はどんどん新しいチョコが出てきます。
東南アジア(シンガポール、マレーシア)で生産された安価なチョコ。(当社扱いはアールスト)
ヨーロッパ産(イタリア産)が謳える安価なチョコ。
フェアトレードにこだわったクオカ。
それら、はっきりした特徴があれば分かりやすいのですが、それ以外はあまり興味が持てないのが正直なところでした。
今回お話を伺ったのは、㈱カカフォフィノ。
コロンビア産の単一産地で、チョコレートの製造もコロンビアでしているチョコレートだそうです。
高価なフレーバービーンズが使われていながら、そこそこのお値段で提供できます。
各社で、オリジンシリーズという名前で同じようなコンセプトのチョコレートが出ていますが、
それらよりも使いやすい価格で提供できそうです。
今日感じたこと。
素材の味や品質も大事だとは思いますが、最終的にはそれを勧めてくれる営業マンの熱意も大事だということ。
やはり、その素材に惚れて商品を勧めてくれると、「自分も売ってみたいな」という気持ちになります。
我々問屋の営業が、いろいろ商品を試食して、その商品のバックボーンというか背景となるものも聞いたうえで
「これだ!」という商品をお客様にお勧めしていく。
そんな風にして、よりお客様にとって魅力的な営業ができるように心がけていこうと思います。