2013.06.24009繁盛店レポート
常務の平出です。
京都のお店2軒めは亀屋良長さん。
ここも、以前の製菓製パン情報。(2012年9月号)
創業1803年の老舗和菓子店として知られていますが、和洋のとらわれない新ブランドを立ち上げました。
その名も『 Satomi Fujita 』 手がけている藤田 怜美さんの名前がブランドになっています。
藤田さんは、亀屋良長さんに入社する前はフランスでパティシエとして腕をふるっていたとのこと。
その藤田さんが、パリで和菓子に出会い、その繊細さに魅了されたそうです。
こちらは、購入したお菓子『つくねいも』 (1本735円)
和菓子では定番の材料、京都産のつくね芋をたっぷり使ったパウンド風ケーキです。
その他いろいろなお菓子がありましたが、とても自然に和洋が融合しているイメージです。
また、パッケージも京都の有名ブランドSOU・SOUが手掛けており、老舗のブランドイメージを壊さないような
とてもセンスのいいデザインになっています。
聖護院八つ橋さんも、亀屋良長さんも、歴史のあるブランドで変化をしづらいイメージのなか、
勇気をもって新しい展開を進めているお店です。
京都って、古くて伝統に凝り固まっているイメージがありますが、意外とデザインとか
新しいものを取り入れるのが早かったり、若い人が活躍できるような土壌がある気がします。
こういった展開が、後々評価されるのか、されないのかは時間が経たないと分かりませんが、
私としては非常に楽しみです。
京菓子司 亀屋良長
京都市下京区四条堀川東入ル
電話 075-221-2005