2013.10.31社長ブログ
社長の平出です。
カルフォルニア農園研修セミナーレポート、レーズンについてです。
今回はレーズンの老舗、サンメイド社へ伺いました。
まずは、農園へ。
すでに収穫は終わっていますが、まだ乾燥作業をしているところもありました。
レーズンの収穫方法は主に3種類。
手摘み、機械収穫、DOV方式があります。
こちらは手摘みされたレーズンです。
ひと房ずつ手摘みされたものを、木と木の間におかれた紙の上で乾燥させていきます。
天日干しですので、この時点では土やゴミにまみれた状態です。
機械で収穫する場合でも、同じように紙の上で天日干しされます。
こちらがDOV方式と呼ばれる方法。
Dried On Vineの略で新しい乾燥方法です。
このように、一定の糖度に達したぶどうの枝の根元をカットし、枝についたままの状態で木の上で乾燥されます。
従来方法と比べ、効率がいい、雨の被害が少ない、フルーティな風味と明るい色などのメリットがあります。
乾燥時間が2~3倍かかるというデメリットもありますが、年々普及してきてるようです。
このようにレーズンは自然の産物ですので、サンメイド社で行っている加工は、洗浄と異物除去。
異物除去の中には、ステム(小枝)の除去も含まれます。
このステムの除去がレーズンの一番難しいところです。
サンメイド社は異物除去のため、画期的な作業のできるレーザースキャナ装置を使用しています。
当社では、サンメイドレーズンの赤箱と緑箱を扱っております。
緑箱は赤箱よりもより選別を厳しくした商品です。
販売している商品の産地を見ると、非常に思い入れが強くなりますね。