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地域のクリスマスケーキ状況

2014.12.24社長ブログ

いよいよクリスマスイブです。

年々静かになっていくクリスマス直前。

以前は、徹夜でクリスマスケーキを仕上げていくお店が多かったのですが、

最近はそこまでするお店は非常に少なくなりました。

その要因は

①ケーキが特別なものではなくなったこと

②販売するお店の選択肢が広がったこと

③専門店の数が増え、どこも人不足の問題も抱えていること

こんなところでしょうか。

①→私の小さい頃のケーキは、クリスマスや誕生日に食べる特別なごちそうでした。

今は、ちょっとした理由があればいつでも食べられるもので、決して特別なものではなくなっています。

年中いつでもケーキが売れているということで、繁忙期が分散し、我われにとってはとてもいいことです。


②→特に強いのがコンビニとスーパーです。

コンビニスイーツは、一時の勢いはありませんが、クリスマスケーキをコンビニで買うということが定着しましたので

専門店で出る数量は必然的に減少します。

以前はAKB、今年は妖怪ウォッチなど、その年の流行とコラボするケーキは一瞬で完売してしまします。

スーパーも堅調のようで、卸しをやってらっしゃるところは昨年実績を上回っているところが多いようです。


③→専門店は毎年オープンしています。

消費者にとっては選択肢が増えますが、お店側からすればライバルが年々増えていきます。

また、スタッフ不足は専門店にとって大きな問題です。

「予約も減っちゃったけど、スタッフも減ってるからちょうどいい...」なんて声も聞かれます。


全体的なケーキの傾向は

④値段が高くなってきたこと

⑤年々サイズが小さくなってきたこと




④→5号で2000円台というのはめずらしくなりました。

5号で3000円台後半で販売するお店も増えました。

数を増やすよりも、いつもどおり丁寧に作ってその分きっちり利益もいただこうということだと思います。


⑤→6号以上のサイズが減り、4号が増えてきています。

震災の年は『絆』ということで、大型がよく出たという話を伺いましたが、やはり小型化しています。

私自身の事を考えても、3人家族(大人2人、子供1人)で5号は大きすぎる...

①で書いたように特別な食べ物でもないのでその日に食べきるにはやはり4号がいいですよね。


全体的にはこのような傾向ですが、お店によっては5,000円以上の大型ケーキがよく出るという話を聞きました。

そのお店は普段から7号のケーキを店頭で見せて販売しています。

普段の売り方が、クリスマスにも影響するといういい例だと思います。

普段から、記念日に力を入れる、アントルメに力を入れる等 他店とは違う取り組みが必要だと思います。



我々の使命は、専門店が発展し、最終消費者が喜んで、みんなが幸せになることです。

そのために、お客様にどんなご提案ができるのか。

もっともっと、お客様のお役にたてるようがんばろうと思います!

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