先日、静岡県洋菓子協会西部支部主催、森永乳業の協力で 『乳製品』の勉強会を行いました。
洋菓子協会西部支部では、年2~3回の勉強会を行っていて、今回で13回目となります。
最近は素材の勉強会の要望が多く、今までにチョコレートや小麦粉、卵など基本的な材料の基礎知識を学んできました。
皆さんご存じの通り、バター等の乳製品が非常にタイトな状況です。
でも、「スーパーから牛乳がなくなった」という話は聞いたことがありません。
この業界では、いつか起こるであろう輸入自由化(今でいえばTPP)を見越して動いています。
そうなれば、バターや脱脂粉乳など保存のきく加工品は輸入品が主力になることは目に見えています。
日配品のフレッシュ牛乳は国産でなければまかなえません。
ということで、国として牛乳の供給に力を入れ、それが順調に消費されるよう学校給食などにも使われています。
牧場は、主に北海道とその他に分かれます。
当社の商材でいえば、森永乳業のフレッシュヘビーは関東産、大雪原シリーズは北海道産。
オーム乳業のピュアシリーズは九州産となります。
牛のエサの関係で牧草がメインの北海道は黄色っぽくて乳味が強く、その他は飼料がメインなので
色が白くて比較的あっさりしたクリームとなります。
今回は、森永乳業の各種クリームを食べ比べました。
産地によっても、フレッシュか乳主原なのかでもやはり全然違ってきます。
素材の勉強って、面白いですね。
もし、皆さんが深く勉強したい素材があったら是非ご連絡ください。
メーカーさんの専門家を呼んで、勉強会を企画したいと思います!
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