パティスリー&ブーランジェリージャパンという展示会が東京ビックサイトにて行われました。
私は、8/3(水)に見学。
じっくりといろいろ見て回りましたが、印象に残ったことが1点。
それは、『低糖質 ローカーボ』 関連商品が非常に多いということ。
特別セミナーもいくつか行われていましたが、低糖質に関するセミナーも複数ありました。
数年前から、注目されている糖質制限ですが、いろいろ商品が揃ってきた感じがしています。
主なものを大きく括れば、小麦粉の代替品と砂糖の代替品、そして抗糖化作用のある食物繊維です。
小麦粉の代替品は、ふすまの粉か大豆粉を使用することが多いようです。
砂糖の代替は、エリスリトールというものを使うことが多いようです。
ただし、エリスリトールの甘味は砂糖と全然違います。
その違いを埋めるために、各メーカーが試行錯誤しているようです。
糖質制限ダイエット自体は、しっかりと勉強をして行うべきだと思いますし、
糖尿病の患者向けの商品をつくるとなると、さらに知識と責任が問われます。
ただし、もっと気軽にというか、甘いものが食べたいけどちょっと糖質が気になるという人も一定人数いるのではないか思います。
ローソンに低糖質パンがあるように、ファミレスに低糖質メニューがあるように、お菓子屋さんにも数品低糖質スイーツが
あると顧客の選ぶ幅が増えて喜ばれるかもしれません。
アレルギー向けのお菓子を作るとなると、道具や部屋を分けなければならないなど、かなり高いハードルがあります。
でも、低糖質はそういう意味では取り組みやすいと思います。
食品表示法が変わり、栄養成分表示が必要になってきます。
カロリー表示、炭水化物(糖質)表示も必須になるということです。
そうなれば、消費行動も変わってくる可能性はあります。
外部環境の変化についていけるよう、アンテナを高くしていこうと思います。