売れているお店 売れていない店の共通点
2016.08.08社長ブログ
パティスリー&ブーランジェリージャパン2016の続きです。
セミナーに参加してきました。
『お客さんも笑顔になる、スタッフも笑顔になる お店の作り方・商品の作り方』
講師はスイーツワンダーランドアラキのオーナーシェフ 荒木 浩一郎氏です。
荒木シェフは、乳業メーカーで5年、コンサルタントで2年。7年間で1,000件以上の商品提案、講習会を
日本全国、そして海外でも行ってきた経験をもつ方。
とても、おもしろい話を聞くことができました。
その中であったのが、売れているお店、売れていないお店の共通点。
◆売れていないお店の共通点
・お店の顔になる看板商品がない
・販売よりも作り手の意見が強い
・なぜお客様が自分のお店に来てくれているかがわかっていない
・値段と商品が釣り合っていない
・「何かいい話ががない?(今売れてるものない?)」が口癖
◆売れているお店の共通点
・売れる商品、看板商品がある
・販売スタッフの意見がお店を作っている
・なぜ売れているのか理解している
・お客様への提案を続ける仕組みができている
・新商品を作るプロセスがある
そして、看板商品、オンリーワン商品があることで、
・販売スタッフが自信をもってお客様と話ができる
・口コミがおこる
・利益が安定する
・新しいことにチャレンジできる
確かに売れているお店に行くと、そのお店が何を売ろうとしているかが明確にわかる店づくりをしています。
『〇〇が美味しいお店』というお店は話題になりやすいですし、結局何を食べてもおいしいお店になります。
シェフは結論として、
お店、シェフのストーリーから
生まれたオンリーワンのお菓子を
自信を持って販売することが
お客様、スタッフの笑顔につながる!
流行ってないおみせはこれに本気で取り組んでいないからだとおっしゃっていました。
それから、こんなこともおっしゃっていました。
今は決して不景気ではない。
お金はあるが、欲しいモノがないから買わないだけ。
お菓子は300~500円で買える最も買いやすい贅沢品であり、幸せになるための必需品。
差別化した魅力的なお菓子があれば、必ず売れる!
本当にその通りだなと思います。
我々は、お客様の看板商品作り、かんばん商品の磨き込みのお手伝いに力を入れていこうと思います!
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