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フランス研修報告①~クープ・デュ・モンド~

2019.02.08社長ブログ

社長の平出です。

1月26日~2月2日まで、フランス研修へ行ってきました。

いろいろな経験をしてきましたので、少しずつ報告させていただきます。

フランスに行って最初に行ったのが、リヨンです。

目的は、国際外食産業見本市(SHIRA)という展示会の見学と、その中で行われている

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーの応援です。

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クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーは1989年にMOF(フランス最優秀職人章)の称号を持つ

カブリエル・パイアソン氏とヴァローナ社によって設立された、世界を代表するパティスリーのコンクールです。

世界22か国から各国の予選を勝ち抜いたパティシエたちが、その腕を競う最高峰の舞台。

その競技内容は、飴細工、チョコレート細工、氷彫刻、アシェットデセール、アントルメショコラ、アントルメグラッセ

というパティシエの技能、英知が発揮されるすべての項目を網羅し、世界を代表するパティシエによって厳正な審査が行われます。

スポーツ大会のような笛や太鼓が鳴り響く熱気のある観客の前で繰り広げられる競技は、

壮大なショーとなって世界中から見学者が訪れています。

今大会の日本代表は、

パティスリーメゾンドゥース 伊藤 文明氏

㈱スタジオ・シュゼット 西山 未来氏

㈱グルメ和光 小熊 亮平氏

そして団長が、パティスリー・ローズ・ジャポネ 五十嵐 宏氏

西山さんは、女性として初めての日本代表ということでも話題になりました。

 

競技が終わると、作品は通路脇に飾られて、すぐ近くで見たり写真を撮ったりすることができます。

こちらが日本の作品。

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分かりづらいかと思いますが、動物の上半身が飴細工、動物の下半身からヒトがチョコレート細工です。

完全に融合していて、他のチームとは異色を放っていました。

作風もですが、クオリティーも「これなら優勝かな」と誰もが言うほどすばらしい!

 

対抗になるとすれば、これしかないなというのがこちら。

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こちら、マレーシアの作品。

これもきれいな作品でしたが、細かさやインパクトなどを考えても、作品は日本が勝ちかななんて思っていました。

 

日本は1日目に競技を終えて、2日目に行う国の競技と結果発表を待ちます。

盛り上がりが最高潮の中、3位の国から発表されていきます。

結果はこちら

3位  イタリア  (11083)

2位  日本    (11862)

1位  マレーシア (11904)

 

これで、日本が4大会連続銀メダルということになります。

2位でも素晴らしい結果ですが、やっぱり少し残念。

何より驚いたのが、東南アジアが優勝したということ。

今まで上位になったことのある国は、ヨーロッパとアメリカと日本だけでした。

そこに突然のマレーシア。

東南アジアが急スピードで発展し、技術的にも市場的にも世界から注目されている今の現状を象徴しているように感じました。

 

間もなく、次回の国内予選が始まります。

誰が、どんな作品を作り上げるのか、どんな技術を出してくるのか、また楽しみですね。

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