2019.02.14社長ブログ
フランス、パリでたくさんの最新パティスリーに行ってきました。
①CYRIL LIGNAC
⑤La Goutte d'Or
⑧Au Chant Du Coq
以前、パリに来た際にはパリを代表する昔ながらの有名パティスリーをいろいろと見て回りました。
でも、年月が経ち、だんだん状況も変わってきているようです。
私がいたイルプルーさんに縁が深い、ジャンミエも日本の数々の有名シェフが修行した名店中の名店でしたが、
今では パティスリー サダハルアオキに変わっていました。
青木さんが、ジャンミエを買ったという噂は聞いていましたが、実際に見るとちょっとショックでした…
いろいろなお店に行って、日本と違いを感じた点をいくつか書いておきます。
①大型店はあまりない。
②プティガトーの種類は少ない(10品目以下が多い)
③プティガトーの3サイズ展開
④箱に入ったギフトのようなものがない
⑤袋に入ったドゥミセックがない
(もちろん脱酸素剤を使ったものもない)
⑥ショーケースが密閉されていない
⑦バレンタインのチョコがない
⑧パウンドケーキがでかい
⑨エクレール、パリブレスト、タルトシトロンは必須アイテム
⑩タルトシトロンに各店の個性が出ている
また、少しずつ書いていきますが、まず①から。
パリで日本のような大型店舗って見たことがありません。
そういえば、駐車場も見た覚えがない…
遠方から車でお菓子を買いにくるという習慣はないのかもしれません。
でも、もちろん繁盛しているお店はあります。
KL Pâtisserieは店内のカフェはすごく人気らしく、ずっといっぱいでした。
店内に行列を作っていたのは、Au Chant Du Coq。
このお店は、パリではなくベルサイユにありますが、今回訪問したお店の中では唯一レジ前に行列ができていました。
たまたま立ち寄ったブティックのお姉さんに、「日本人がやっている、ベルサイユで一番おいしいケーキ屋さんがある」
と教えてもらって寄ってみたお店。
日本に帰ってから知ったことなのですが、実はこのお店、日本のパリ・セヴェイユ 金子シェフのお店です。
ベルサイユ宮殿からも、観光客がいっぱいのマルシェからもちょっと離れているので、お客さんに日本人は一人もいない。
そんな中で、地元に完全に溶け込んで繁盛店をつくった金子さんって、やっぱりすごい方ですね。