スタッフブログ

001社長日記

グローバルワークカフェ

先日、イオン市野でグローバルワークカフェに入りました。

お目当ては、藤枝のななやさんとコラボしているというパフェ!

ななや パフェ.jpg

話題の、濃い~抹茶のジェラートがのった和風パフェ。

ななやさんは、今や東京や京都にも展開して、先日はフランスのサロンドショコラにも出展したとか。

静岡産抹茶が全世界に紹介されているのは、すごくうれしいことです。

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そしてもう一つ、注文したのが「チーズティー」です。

今、結構話題になっているらしいチーズティー。

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台湾で話題のドリンクで、ウーロン茶や台湾茶、紅茶などお茶の上にフワフワなチーズクリームをのせた飲み物です。

新感覚のドリンクで、タピオカブームもあいまって世界的にブームになっているらしい。

チーズクリームの味は、ほんのり塩がきいています。

もっと塩味が欲しい人向けに、岩塩が追加でかけられるようになっています。

 

ちなみに、チーズクリームのレシピはこちら。↓

https://morinagamilk.co.jp/recipe/detail/recipe.php?id=93286K

クリームチーズと生クリームと砂糖と塩を混ぜるだけ。

 

いろいろ種類がありましたが、せっかくなのでこれも「ななや」さんコラボの抹茶チーズティーを飲んできました。

飲んでいると、だんだん塩のパンチを欲してくる、不思議な飲み物でした。

2019/05/14 15:19:13 | コメント(0)

創業70周年に改めて感じる創業の心

先日、弊社創業70周年を迎えました。

祖父 章 祖母ハルが創業したこの会社、長く続けてこれたのはお客様、仕入先様をはじめ、支えてくださった皆様のおかげです。

誠にありがとうございます。

弊社は、昭和24年に食品添加物販売業として商売をはじめました。

 

弊社創業者の章は、薬剤師をしており、戦争当時は満州病院に勤めておりました。

昭和20年8月9日、ソ連が日ソ不可侵条約を一方的に破り日本に宣戦布告し、怒涛のごとくソ連軍が侵攻してきました。

それから、満州在住の日本人の生活は一変、現地人の略奪に会い、中国共産党軍と国民革命軍の戦闘が度々繰り返され、

ソ連軍の暴行、強奪と心休まる日はなく、自国の軍隊も警察も政府もなくなった民族の哀れさと悲劇を感じながら

恐怖に耐える日々だったそうです。

夢寐にも忘れることの無かった故郷日本の土を踏んだのはそれから約1年後の昭和21年7月5日でした。

終戦当時、満州在住の民間邦人は推定約155万人。

うち日本に無事に戻ってこられたのは127万人で、軍民合わせて約24万5千人が命を落としました。

「海がなければ、歩いてでも帰りたい」と願った故国日本。

敗戦で荒廃しきった故郷でしたが、故国の地に戻れた感謝と、まだ幼い子供を育てていかなければという強い気持ちで、

薬剤師の知識と人脈を駆使しして商売をはじめていったそうです。

 

当時、砂糖は配給制で、お菓子屋さんもパン屋さんも使用することができませんでした。

そんな中で、章はお菓子屋さんパン屋さんに人工甘味料を販売。

そのうち、「もっと日持ちをさせたい」「もっとやわらかくしたい」などの困りごとを相談されるようになりました。

それを薬剤師の知識で解決していくうちに、製菓製パン業界に生きる道を見つけたのだと思います。

 

それから70年。

今、弊社では経営理念の再構築を行っております。

その中で大切にすべき【創業の心】を紡ぎだす作業も行いました。

そこで出てきたわが社の創業の心は以下の2点です。

 

・すべてに感謝

・お客様の困りごと解決

 

この2つの心をを70年前も、現在も、そして30年後の100周年のときも大切にしていければと考えております。

 

日本の地を再び踏めた感謝

自分を守ってくれる国や政府があることの感謝

今まで70年間いろいろな方に支えていただいた感謝

そして、お客様から困りごとを相談していただけるような関係づくり

 

創業者の思い、大切にしてきたことを、我々も再認識し、71年目の一歩を進めていこうと思います。

2019/04/29 09:56:35 | コメント(0)

小規模企業経営力向上事業費補助金

私は、浜松商工会議所中小企業相談所「商工振興委員」を務めています。

この業界、この地域と商工会議所をつなぐような役割です。

1点、お菓子屋さんも対象になりやすい補助金がありますのでご紹介いたします。

 

~以下、浜松商工会議所HPからの引用です。~

 

2019年度 第1回静岡県小規模企業経営力向上事業費補助金 の事前案内
~新たな取組みに挑戦する小規模企業を応援します!~

静岡県では、県内の小規模企業を対象に、「新たな需要の開拓」又は「生産性の向上」を目指して行う工夫・改善による新たな取組に要する経費を助成します。 
 4月10日から公募が開始されましたので、改めてご案内いたします。
 詳細は、手引きをご覧ください。また、様式についてもダウンロードいただけます。

■こんな方におすすめ
 県の経営革新計画承認の取得に向けて、①新製品の開発のための試作品を製作したい方、②新サービスを展開するための市場調査を行ないたい方、③生産性向上につながる設備投資を行ないたい方など

■補助対象者
 1.小規模企業(※ただし、過去に経営革新計画の承認を受けた企業及び当該小規模企業経営力向上事業費補助金を受けた企業は除きます。)


※過去に先代が承認を受けたが、後継者が新たな分野で新規事業にチャレンジする場合は対象

※小規模企業とは、常時使用する従業員数が下記に該当する企業になります。 


  ①製造業、建設業、運輸業、サービス業(宿泊業、娯楽業)、その他の業種(②を除く。):20人以下

  ②卸売業、サービス業(宿泊業、娯楽業を除く。)、小売業:5人以下

 2.浜松商工会議所管内に所在する(但し天竜商工会、浜北商工会、浜名商工会、奥浜名湖商工会のエリアは除く)事業所

※補助対象に該当するかどうかご不明な方は、下記問い合わせ先までお問合せをお願いします。

■補助対象事業
以下の要件のすべてを満たすもの
1 自社がこれまでに行ったことがないもの又は既存のものを大幅に改善するもの   
2 新たな需要の開拓又は生産性の向上を目指して行うもの
3 経営革新計画の承認取得を目指す3年間の経営ビジョンを策定した上で行うもの

■補助の内容
・補助率   2/3 以内
・限度額   50万円
・対象経費    開発費、機械装置等費(ITソフトウェア含む)、広報費、委託費ほか

■申請手続
・申請期間  2019年4月10日~5月31日
        (受付は平日に限ります)
        (第2回は2019年8月~9月の予定)
・申請方法  所定の申請書類を持参又は郵送(5月31日消印有効)  

■申請先・問合先
浜松商工会議所 中小企業相談所(TEL053-452-1115) 
E-mail:keiei@hamamatsu-cci.or.jp

 

詳しくは、浜松商工会議所へお問い合わせください。

申請期間はすでに始まっていて、5月末までとなっております。

新しい市場への参入を考えている方にはいい補助金だと思います。ご参考にしてください!

2019/04/23 15:07:49 | コメント(0)

洋菓子協会西部支部2019年度総会

4月17日水曜日、弊社で事務局をしている、静岡県洋菓子協会西部支部の総会が行われました。

会場はオークラアクトシティホテル浜松様。もちろん、この会のメンバーです。

総会では、前年度の事業報告と決算の報告、今年度の事業計画と予算が発表され、承認されました。

次年度の予定は以下の通りです。

◆4月17日(水)         静岡県洋菓子協会西部支部通常総会

◆6月25日~27日       第21回 静岡県洋菓子作品展 ※支部として一括搬入

◆6月12日(水)         夏向け洋菓子講習会(森永乳業㈱)

◆7月30日(火)         納涼会

◆10月9日~11日       ジャパンケーキショー東京 ※支部として一括搬入

◆11月                       繁盛店ツアー(日帰り 名古屋方面)

◆1月                         勉強会

会員の方は、是非積極的にご参加いただけたらと思います。

会員でない方でご興味のある方は、是非当社へお問い合わせください。

無事、総会を終えた後は懇親会を行いました。

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懇親会では、毎年恒例となっていますジャパンケーキショー入賞者への記念品贈呈を行いました。

今回のジャパンケーキショー2018では、西部支部の会員から金賞1名、銅賞7名、審査員特別賞2名と多くの受賞者を輩出することができました。

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今回も、楽しく刺激をいただける会となりました。

これからもよりいい会になっていくよう、微力ながら頑張ってまいります!

2019/04/22 14:19:16 | コメント(0)

夏の売上UP提案会

4月10日水曜日、浜松市産業展示館にて「夏の売上UP提案会」を行いました。

社内では通称「ミニ展」と呼ばれているテーマを絞った小規模展示会の第2回目となります。

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今回は、昨年の新入社員髙橋と、今年の入りたてほやほやの新入社員藤田がお出迎え。

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朝10時の開場からたくさんのお客様にご来場いただきました。

総勢240名の皆様にご来場いただきました。

誠にありがとうございました!

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こちら、ソフトクリームもスムージーも作れるマシン。

ヨーグルトドリンクが好評でした。

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こちらは、粉末と牛乳と氷を入れるて回すだけで、某カフェの〇ラペチーノのようなドリンクができます。

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食品表示法で製造者を明記する義務があるため、ゼリーも手作りが増えるかも。

スタンドパックではなく、カップゼリーも気軽な設備で作れるシーラーです。

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ひそかにブーム、カラフル綿菓子。

インスタ映え間違いなしです。

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冷凍フルーツをそのままスライスして、フルーツかき氷ができます。

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弊社の三ケ日みかんピューレを使ったご提案もいただきました。

右は、わらび餅の生地と焼ドーナツの生地を層にして型に流して焼くだけで2層の焼ドーナツに。

 

などなど、各出展社より様々なご提案をいただきました。

ご来場いただいた皆様、いかがでしたでしょうか?

 

アンケートでも、「満足」のお声をたくさんいただきました!

これから半年近く続く夏日、真夏日に向けて乗り切るためのご提案。

夏が閑散期となるのではなく、新たなビジネスチャンスになるように、ご提案できればと思います!

2019/04/12 22:58:53 | コメント(0)

3人のレンガ職人

会社の理念、ビジョンについて取り組んでおります。

では、なぜビジョンが必要なのかを伝える時によく使われる寓話があります。

【3人のレンガ職人】

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。
 

ビジョンがあるのとないのとでは、結果が全く違ってきます。

「自分の仕事が社会の役に立っている」そう思えるだけですごいパワーがでるようです。

2019/04/10 11:34:28 | コメント(0)

人を大切にする理念プロジェクト

弊社では、現在あるプロジェクトを進めています。

その名も「人を大切にする理念プロジェクト」

会社の幹部、次世代幹部の7名が集まって、会社の経営理念、ビジョンを再構築する作業をしています。

 

今も、先代が作ってくれた理念がありますが、時代も変わり、環境も変わってきた中で、

従業員には伝わりづらかったり、幹部社員もうまく部下に説明できなかったりしています。

それを、プロジェクトとして社員の代表が集まって調査したり議論する中でもう一度、

「わが社が今まで大事にしてきたことは何なのか」

「お客様がわが社に期待していることは何なのか」

「わが社が社会に対して何をするべきか」

などを見つめなおし、それを踏まえた理念やビジョンを作ることを目的としています。

 

1か月かけていろいろな事前調査を行い、社員の思いや、お客様のご意見をうかがってきました。

それらをまとめて事前資料を作ったうえで、先日の金曜日~土曜日の2日間、施設にこもって合宿をおこないました。

 

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いろいろな意見を出しながら、付箋と模造紙を使いながら意見を集約していきます。

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2日間頭を使いまくって、最後はみんな疲労困憊になっていましたが…(笑)

今抱えている問題であったり、今後やらなくてはならないことがだいぶ見えてきた気がします。

 

社員がやりがいをもって働ける会社にするため

お客様やこの業界の発展に貢献できる会社にするため

いい経営理念が作れるよう、もうしばらくプロジェクトは続きます!

2019/04/09 10:46:11 | コメント(0)

「356日」のパン

今読んでる本がこちら。

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代々木公園の大人気パン屋さん「365日」杉窪章匡氏の本です。

杉窪さんに興味を持ち始めたきっかけは、雑誌カフェスイーツに連載されていたコラムを読んでから。

それで経歴を調べたら、東京で働いていた時に好きだったパン屋「デュヌラルテ」のシェフだったとのこと。

当時、フランス料理店「カムシャングリッペ」の浅野シェフがプロデュースしたパン屋さんがすごく話題で

いろいろ食べ歩いたことを思い出しました。

そんな思いでもあり、この本を購入して読んだのですが、読んでいたらますます興味がわいてきました。

 

「常識を覆す、作り方の理由を初公開」と帯に書いていますが、杉窪氏いわくパン作りには迷信が多いんだそうです。

・グルテンを強くして大きく膨らませることが本当に必要?

・できるだけ発酵させない!

・パンチ、ベンチタイムも必要?

・冷蔵障害のボツボツは味には問題ない!塗卵は必要ない!

などなど、今までパンを作るためにはこうしなければいけないみたいな常識を一つ一つ論理的に説明しながら、

必要のないもの、味や購買意欲に関係のないものは製法を変えています。

 

そして、人気の定番メニューについて、ひとつひとつレシピや製法、考え方などを丁寧に説明してくれています。

そこまで読んでしまうと、やっぱり食べたくなってしまいます。

ということで、行ってっきました!

先日オープンした、日本橋高島屋の別館に「365日と日本橋」という系列店が出ています。

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この人だかり!やっぱり人気店です。

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(左)クロッカンショコラ (右)ブリオッシュ

パンは全体的に、小ぶり。

美味しいパンをいろいろ食べてもらいたいという意図からです。

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特においしかったのが、この右側の「100%=ソンプルサン」というパン。

水の量がベーカーズパーセントで100%の配合、つまり水と粉が同量の吸水たっぷりのパンです。

食べた感じは餅のようにモチモチ食感。

粉の味も感じられる、食べたことのないようなパンでした。

 

感じたことは、もっと国産小麦を売っていきたいということ。

お店のパンは基本国産小麦を使用しています。

北海道産だけではなく、まだまだ発展途上の九州産も使っています。

そうやって、国産小麦のよさをしっかりと引き出しながら使いつづけることで、生産者さんがより良いものを作ろうとして

産地とパン屋、両方で発展していこうという考え方からだそうです。

一流は、考え方も一流ですね。

見習いたいと思います。

2019/03/28 11:24:08 | コメント(0)

シュークリーム

先日読んだ「dancyu」のシュークリーム特集。

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私は単純なので、こういうのを読むと無性に食べたくなります。

今まで、パティスリーに行ってもあまりシュークリームを選ぶことはありませんでした。

それよりも、お店のスペシャリテや食べたことのないものを食べたい気持ちがあります。

一方で、洋菓子で売れるものと言えば、「プリン」「ロールケーキ」「シュークリーム」

これが売れるお店が繁盛店になる傾向があります。

なので、プリンやロールケーキは注目してきました。

でも、なぜだかシュークリームにはあまり注目してきませんでした。

何となく、味が想像できちゃうからだと思います。

 

でも、本の編集者ってすごいですね。

「なぜ、こんな奥の深いシュークリームを今までほうっておいたのだろう!」

と思わせるくらい、すっかりシュークリームに魅せられています。

 

考えてみれば、メインのカスタードクリームは「クレーム・パティシエール」は

直訳すれば「菓子職人のクリーム」と言われるくらいそのお店の技術のバロメーターにも

なるような重要なクリームです。

シュークリームの皮も、日本式のふんわり系なのか、よく焼いたしっかり系なのか、

クッキー等の生地をのせたクッキー系なのか、いろいろです。

クリームを中に絞ったもの、上部をカットしたもの、それに粉糖でデコレーションしたり。

見た目もそれぞれで、そのお店の特徴が表れています。

 

ちなみに、本の中でクッキーシューのルーツを探る特集もあります。

ヨーロッパから伝わって日本で独自の進化を遂げている洋菓子。

勉強していくといろいろ面白いです。

以来、毎日シュークリームを食べています。

しばらく、シュークリームへの探求が続きそうです。

2019/03/18 11:23:49 | コメント(0)

フランス研修報告③~パリのパティスリー2~

前回のブログでお伝えした通り、パリの最新パティスリーの特徴として

・プティガトーの種類が少ない(10品目以下が多い)

と感じました。

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↑ヤン・グヴルール 8種

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↑ラ・グーテ・ドール 10種

 

 

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↑キャラメルパリ 10種

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↑KLパティスリー も10種くらい

 

それぞれのお店に特徴がありますが、感じたことはシンプルなのに、デザインされているということ。

フルーツの飾り方だったり、絞り方だったり、ナッツののせ方だったり。

それぞれのお店がすごく個性的で、おしゃれに見える。

だからなのか、種類は少なくても、ショーケースを見ているのはすごく楽しい!

 

日本では4月から働き方改革が始まりますが、フランスでは2002年から労働時間の制限があります。

週35時間労働

午後9時~午前6時までの夜間の就労も制限されています。

また、日曜日に就労させることも原則できません。

 

この制度には賛否両論あります。

いい面としては、ワークシェアリングが進んだことと出生率が増えたこと。

悪い面としては、非正規雇用率が増えたことと職人の技術の伝承が後退していること。

 

やはり、労働時間を制限されるとお菓子屋さんにとっては非常に厳しい。

今までと同じことはできないので、何かをあきらめなければなりません。

 

売上を抑える

種類を減らす

手間のかかる作業を減らす

 

ただし、単純にかける手間を減らすだけでは、大手に絶対かなわなくなります。

コンビニやシャトレーゼに負けない(同じ土俵にのらない)ケーキを作らなければ、個人店は生き残れません。

日本がこれから迎える(すでに迎えていますが…)変化への対応例として、フランスの菓子店のやり方は、

すごく参考になると思います。

 

2019/03/05 11:52:18 | コメント(0)