常務の平出です。
上海旅行記の続きです。
上海市内のベーカリー見学後、上海不二製油さんのラボを訪問させていただきました。
そこではまず、現地のスタッフの方が集めた洋菓子、パンの材料を見せていただきました。
上海では、とにかくいい材料を揃えるのが大変なんだそうです。
弊社のような問屋は存在しますが、営業活動は全くしない。
しなくても、売れるからなんだそうですが、売り込みをしてくれないという事は
材料を探す人は、全て自分で探さなくてはいけない。
手に入らないような材料はあまりないとのことですが、とにかく探し出すのに苦労するそうです。
そうして3年間苦労して見つけ出した材料が、この写真の倉庫にきれいに並べてあります。
上海でお菓子屋さん、パン屋さんを始めたいという方々は、みなさんここを見て参考にするそうです。
次に、用意していただいた上海のパン、お菓子を試食させていただきました。
先日ご紹介したような、肉松パンや現地のケーキから、日系のお菓子屋さんのパン・ケーキまで
とてもたくさん用意していただきました。
パンはやはり日系のものがおいしかったです。
コンビニの食パンもいただきましたが、日本のものより風味が強かったです。
なんでも、中国の家庭にはトースターがなく、そのまま食べるからあえてそう作ってるのだそうです。
焼き菓子はそれなりに食べれるものが多かったですね。
でも、やはり生菓子はいまいち・・・クリームのおいしさって大事ですね。
その他、豆乳デザートもいただきました。
上海では豆乳がブームなんだそうです。
豆乳は不二製油さんの得意分野。
コンビニのデザートにも、不二製油さんの関連会社でつくった豆乳デザートが数多くならんでいました。
これだけいろいろ試食をして、現地の生の声を聞くことができる機会はとても貴重な体験です。
いろいろ資料も揃えていただき、弊社のお客様にも上海事情を上手に伝える事ができました。
現地でお世話になりました、不二製油 髙橋部長、松島部長、吉岡様、本当にありがとうございました!