社長の平出です。
先日、リリエンベルグの横溝春雄シェフをお迎えし、洋菓子講習会を開催いたしました。
今回で4回目くらいになります。
横溝シェフの講習会は、リリエンベルグで修業をされたリープリングの近藤シェフのご協力でやらせていただいています。
今回も、シェフの人柄からか和やかな雰囲気の中での講習会でした。
基本はウィーン菓子ですが、横溝シェフがおいしいと思うものだったらいろいろなチャレンジをされているように感じました。
共通して感じるのは、見た目も味もやさしいです。
【抹茶のロールケーキ】
すごくしっとりした生地で、中の小豆も丁寧に炊いています。
【パレ ロワイヤル】
ピエールエルメのプレジールを横溝シェフ風に作ったお菓子だそうです。
【シュネーバーレン カーニヴァル】
昨年くらいから韓国で大ブームになってるらしいです。
韓国では丸い固まりを、専用のハンマーで割って食べるそうです。
【夏金魚】
マジパンではなく、和菓子の練りきりで丁寧に作った金魚が入っています!
【キャラメルブトン】
ジェノワーズとマスカルポーネクリームが層になってます。
とにかく、どれも手が込んでいます。
普通のお店だと省略してしまうようなところも、ひと手間かけています。
それが、全国有数の繁盛店になる一つの要因なんだろうなと感じました。
また、横溝夫婦の中で「お店は楽しむためにある」というモットーがあるそうです。
人生を楽しむために、休日も他店に比べて多く取っていたり、いろいろなイベントに力を入れたり。
「みんなが楽しい」という判断基準で意志決定をしていくってすごい事ですよね。
是非私も参考にしたいと感じました。
また数年後に、横溝シェフをお招きできたらいいなと思います。